2020年08月28日
砂ガニさんはお昼寝ですか?
鉢ヶ崎リゾート振興協会と共同で、鉢ヶ崎海岸で実施している砂ガニ調査。今年は8月2日(日)に、飯田小学校6年生の親子会(大人15名、子ども20名)が参加して行いました。指導は、のと海洋ふれあいセンターの東出さんです。
これまで朝の早い時間帯に行っていたのですが、今回は午後2時の集合です。砂ガニはいるのでしょうか?今回設定した、6m×25mのエリア内に280個の巣穴を確認しました。期待は膨らみます。しかし残念ながら、捕獲されたのは2匹だけでした。
理由としては、周りに人が多い時間帯であったことや、調査エリアを確保するためにロープを張るなどしたことが、警戒心の強い砂ガニに影響を与えてしまったのではないかと思われます。
砂ガニは甲羅が3cmほどの砂浜の代表的な生物で、自然の豊かさを図る指標生物でもあります。鉢ヶ崎の海の豊かさを調査するのはもちろんのこと、そこに生息するカニをみつけ触れてみる体験活動です。地球環境基金のLOVEBLUE助成事業を受けて実施しています。今年で4回目となります。
NPOのメンバーと地域の子どもたちが会話をし、触れ合いながら進める砂ガニ調査は、とても楽しいものです。今回の教訓を生かしながら、長く継続していける活動にしていきたいものです(S.O)。
投稿者 赤石大輔 : 2020年08月28日 13:33