2015年10月27日
秋の山菜ワークショップ やまんばに弟子入り
今年も穴水のやまんばこと、谷口藤子さんに来て頂きました。山の植物のことなら何でも知っている藤子さん。今回の参加者は大人10名、小学生と幼児が1名ずつの12名。NPO会員のおとうさん、いつもは学舎の「食堂へんざいもん」で美味しい料理を作ってくれるおかあさん、見たことある人、初めての人と年齢もさまざまな参加者の皆さんが集まりました。
今日はNPOで整備している小泊の保全林を散策します。秋の山菜って何があるのだろう?まずは入り口にキノコ発見。ジャムに出来るナツハゼやお酒につけるガマズミの赤い実もあります。秋の色ってきれいだなー。
少し歩くと、地面がちょっとへこんで小さな水たまり。どうやら、イノシシの跡らしい。そういえば入り口にはイノシシの檻もしかけてあった。食べられるものはアケビやヨモギの代わりに使われるオヤマボクチなど。試してみたいのはマツバサイダー。新芽の時期にアカマツを採ってつくるらしい。ちゃんとシュワシュワするのだろうか?杖で探りながら、次々発見する藤子さん。かぶれるウルシの仲間には要注意!と注意してくれるのも忘れない。非常に珍しい薬草のセンブリを発見。胃痛の時、苦いお茶にして飲むと効くという。梢ちゃんはその小さくかわいらしい花の写真撮影に夢中。保全林にはかわいらしいイスのある広場もあります。反対側には池もありますが、今日は時間切れ。また、ゆっくり散歩に来たいもの。アケビも見つけたし、これでお昼の準備に能登学舎へ帰ります。
調理場では藤子さんの妹さんが下準備中。それぞれ、エプロンをして料理に取りかかります。もちろん、男性陣も。
お汁、炊き込みごはんに揚げ物、焼き物もできました!山のものでこんなにごちそう。
みんなで一緒にいただきます。(N.N)
投稿者 赤石大輔 : 2015年10月27日 15:14