2013年10月05日
たこすかし体験ツアーに参加しました!その2
珠洲市三崎町の小泊学舎にて13時から講師の大瀧さんによるたこすかしの説明や解説を自分が出演された番組を上映しながら解説されました。
講義の後に外に出て自分の使う道具を自分自身で作りをしました。
道具は約2メーターの竹の先に疑似餌として赤い布を巻き付ける、と言うものです。
この竹をタコがいそうな岩場に近づけ布を振りカニと勘違いしたタコが抱き着きそれを捕える。というのがたこすかしと言われる漁法です。
結構簡単に道具作りが出来、胴長を履いてみんなで学舎の目の前の海岸に降り、いっせいにたこすかし開始です!
大瀧さんの説明では本当に浅い場所にも隠れていて必ずいるので、見逃さないように!と言われて海に入りました。
しかし、布の振り方が悪いのか、タコが姿を現す事もなく岩場に竹を突っ込み続けみんなが諦めかけてた時、参加者の一人が来たーと大きな声をあげました。
本日のタコ第1号です!
この1匹からみんながこの場所にはタコがいるんだ!と確信し、明らかにみんなのやる気が変わった感じがしました。
自分もいろいろな場所に行ったり、竹の動かし方を変えたり試してみたのですが、なかなかタコは布には興味は示してはくれませんでしたが、バカなタコもいるもので、見つからないと思っていたのか浅瀬で動かずにジッと息をひそめていたので、簡単に捕まえる事が出来ました。たこすかしでは無いですが1杯目を捕まえることに成功出来ました。
2杯目には逃げられて今回は1杯だけの収穫で終了しましたが、参加者の中には4杯捕まえた人もいました。
もちろん、タコに墨をかけられた人もいて、楽しいたこすかし体験が出来ました。
たこすかし後は、学舎に戻り参加者全員での捌き方講座、調理法を大瀧さん指導のもと行い、調理後は玄関前でのバーキューを行いしました。
参加者の中にはタコを捌いた経験の無い人もいて、内臓を取ったり、ヌメリ取りの為の塩もみを楽しそうに体験していました。
調理後は珪藻土コンロにてバーベキュー開始です、みんな笑顔で今日のたこすかしのことを話しながら、自分達で捕まえたタコを頬張りました。
半日という短い時間でしたが、貴重な体験を皆さんと共に学べました。
小泊33
投稿者 赤石大輔 : 2013年10月05日 16:53