2014年04月19日
第228回へんざいもん
第228回里山里海自然学校へんざいもん 平成26年4月19日 本日の利用人数:31人
<<本日のメニュー>>
・五目ご飯
・とうふとモズクの味噌汁
・山の幸の天ぷら
・春キャベツのサラダ
・青菜の辛し和え
・セリのごま和え
・ワラビの煮物
・焼きなます(塩さば)
今日は晴れていたのですが風が強く、肌寒い一日でした、
珠洲では今週で桜の見頃も終わりでしょうか。段々葉桜へと変わり、季節を感じますね。
228回目のへんざいもんですが、これぞまさに辺採物(へんざいもん)といわんばかりに三崎町で採れた物が使われていました。
五目ご飯には初物のタケノコ、やっぱりこの時期は何と言ってもタケノコですね!歯ごたえがあり、エグ味も感じませんでした。
メインのおかずの天ぷらのヨモギ、アケビの新芽(私は知りませんでしたが食べられるみたいです!)、そして山菜の女王と言われるコシアブラ!サクサクでボリュームがあり、独特の香りがとても美味しかったです。
ゴマ和えのセリもいい香りでした。
口や目で楽しむのはもちろん、鼻でも存分に春を感じました。
ごちそうさまでした!
2014年04月13日
桜祭り2014
2014年度最初の記事は、毎年恒例となりました小泊の里山里海桜まつりの報告です。
その前に、今年度も珠洲市役所自然共生室の自然共生研究員として活動させていただくことになりました。珠洲市での仕事も3年目、成果を残せるようがんばりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今年の桜祭りも例年通り、4月の第2日曜日に開催され、天気に恵まれ大変よい日となりました。
小泊の桜祭りは旧小泊小学校の校下(その小学校に通学する児童の居住地域のこと、能登へ来てから知りました)の方々が中心となって開催している、地域のお祭りです。青年団や婦人会が焼きそばとかフランクフルトとか朝採ってきた魚とかワカメとかイカとかを焼いたり、そのままだったりで販売します。振る舞い鍋もあって、今回はイワシのつみれ汁でした。とてもおいしかったです。
NPOおらっちゃからは毎年恒例となった桜餅100パック。へんざいもんからは、炊き込みご飯、ぼたもち、あんパンなどすべて手作りの品を多数販売しました。しかし今回は残念ながら桜餅が売れ残ってしまいました。参加8回目にして初めてのことです。この日は地域の子供たちのスポーツの試合などイベントと重なってしまったため、参加者が少なかったのではということでした。
珠洲に入らせていただいて8年目、変化は少しずつですが見られます。例えば、小泊校下の婦人会には、自然学校ができる時に大変お世話になりましたが、それも今年解散したと聞きました。婦人会のパワーなしに、桜祭りも今後続けていくことができるのかと心配する声も聞こえます。
一方で、私がこちらに来たときは小学生だったみんなが、焼きそばを焼いたりしていました。
よく知る男の子は今年高校を卒業して地元に就職したそうです。これからの地域を支える大切な担い手だと思います。
(2007年当時の小学生たちの様子を振り返ってみたい方はこちら → 珍客)
これからの地域の維持について、いろいろと考えた一日でした。