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2013年05月25日

第205回へんざいもん

第205回里山里海自然学校へんざいもん 平成25年5月18日 本日利用人数:20人
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<<本日のメニュー>>
品 名
・ご飯
・味噌汁(ワカメ,豆腐)
・イカの塩焼き
・ウドの酢味噌和え
・煮しめ
・たけのこの木の芽和え
・煮豆

 

 ついこの間まで、暖かくなったり、寒くなったりとなんだかスッキリとしない天候が続いていて、少し風邪気味だった私。「へんざいもんで栄養をつけて早く治そ~っと!!」という事で、いつにもまして食欲全開(^v^)イカはとても柔らかく、またスライスしてあるからとても食べやすくなっていました。ウドの酢味噌和えはウドの味や香りをけさない程度のやさしい味付け。そして、たけのこの木の芽和えは、木の芽(サンショウの若芽)をすりつぶしたものが和えてある山の幸づくしの一品。どなたかがへんざいもんのスタッフさんに「木の芽って何ですか?」って聞いておいでました。私も食べるだけじゃなく、ちゃんと勉強しないと。とにかく栄養たっぷりのメニューで風邪も一気に治りそうです。ごちそうさまでした。

今回のおすすめは「うどの酢味噌和え」です。

今月のお勧めレシピ,詳細はこちら →
のとの郷土料理百選

投稿者 赤石大輔 : 14:38 | コメント (0)

2013年05月22日

アサギマダラ調査2013

毎年恒例となりました、NPOおらっちゃ主催のアサギマダラ調査を実施いたします。
毎年6月ごろに、珠洲の海岸に飛来するアサギマダラを対象に、市民の皆さんとマーキング調査を行っています。

今年度は、調査の説明会を6月1日に開催いたします。
日時:午後1時より。
場所:金沢大学能登学舎(珠洲市三崎町小泊33-7
講師:松井正人氏(金沢百万石蝶談会)
定員:20名程度
参加費:無料
調査用具(網、マーク用具)をお貸しいたします。

アサギマダラの生態や、調査の方法について、またこれまでの調査で珠洲で確認された、アサギマダラの大移動などを、分かりやすく紹介してもらいます。

また、今回は特別に松井先生から珠洲のアサギマダラの飛来スポットを教えてもらいます。珠洲の海岸はとても広く、アサギマダラの飛来場所はとびとびに存在しています。参加者の皆さんと一緒にマイクロバスで珠洲の海岸を回り、詳しい調査場所を教えてもらいましょう。

皆様の参加をお待ちしております。
お問い合わせは以下まで。

NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海
電話/fax:0768−88−2528

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投稿者 赤石大輔 : 10:30 | コメント (0)

2013年05月17日

第204回へんざいもん

第204回里山里海自然学校へんざいもん 平成25年5月11日 本日利用人数:16人
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<<本日のメニュー>>
品 名
・たけのこ御飯
・味噌汁
・天ぷら
・ワラビとフキの煮物
・セリの胡麻和え
・ウドとカタハの酢味噌和え
・サラダ
・ワラビの漬け物


 本日は里山の恵みが堪能できる贅沢な“山菜フルコース”でした!!こんなに沢山の山菜を一度にいただいた事はありません。自宅では、たけのこ御飯がでただけでも「今日は贅沢したな~」って感じです(*^_^*)今回いただいた山菜は8種類(タケノコ,ヨモギ,ウド,ミツバ,ワラビ,フキ,セリ,カタハ)。今年のタケノコは出てくるのが遅かったそうで、先日も他でそのような話を聞きました。タケノコの調理のポイントも教わりました。タケノコの上の方はやわらかいのでご飯に、下の方は歯ごたえがあるので天ぷらや煮物に向いているとの事でした。そして天ぷらも豪華。タケノコ,ヨモギ,ウド,ミツバの山菜4種類とさつまいも,イカ,ちくわの計7種盛り。これだけでもお腹いっぱいになります。今回は天つゆでいただきました。山菜は味だけでなく香りも楽しめる食材。今しか味わえない味と香りをたくさんいただきました。ごちそうさまでした。


今回のおすすめは「せりのごま和え」です。

今月のお勧めレシピ,詳細はこちら →
のとの郷土料理百選

投稿者 赤石大輔 : 13:11 | コメント (0)

2013年05月01日

珠洲市のため池について

先日、久しぶりに市内某所のため池を見に行って、色々と考えたのでここにメモする。
珠洲市は水田やため池群は、希少な水生生物が多数生息する、日本でも重要な生息地の一つである。しかしブラックバスやアメリカザリガニなど外来種の侵入も見られるため、駆除や分布拡大を阻止する必要がある。

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石川県の先駆的里山希少生物緊急保全対策事業の一環として、アメリカザリガニの侵入したため池の水を抜き、駆除を行った。ここは以前から希少水生生物が確認されており、重要な水辺の1つと考えられていた。2008年にため池からアメリカザリガニが捕獲され、ため池への侵入が確認された。

2010年からため池の水を抜き、アメリカザリガニの駆除を行ってきたが、ため池ゆえに水が完全に抜けきることはなく、写真のように溝に水が残り続けている。ここにアメリカザリガニがしぶとく生き残っており、現在も完全な駆除はできていない。以前はゲンゴロウ類以外にヨシノボリなど魚類も豊富にいたが、それは全滅してしまった。水生植物も見られなくなった。希少生物保全のために、外来種の駆除のために行った作業だが、むしろ人の手で生物多様性の減少を早めた結果になったのではないか、との見方もできる。私もため池の水を抜くことに賛成したが今はちょっと後悔している。

アメリカザリガニの根絶が確認されるまでは、ため池に再び水を蓄えることはできないだろう。このまま荒地化させてしまうのか。珠洲市にはここ以外にも良好なため池が多数あり、希少生物の生息環境を維持するため、アメリカザリガニの分布拡大を食い止めるために、このため池をこのままにしておくというのは悪い手ではないとも思う。幸い下の水田は現在はため池の水を利用せず、河川からポンプアップできる設備が整っているため、農家への影響は小さい。

珠洲市は今年度(H25年度) 中に生物多様性のための地域連携保全活動計画を完成させる予定だ。外来生物への対処についても具体的に決めていきたいが、細かい点を見ていけば今回のような難しい課題が市内のそこら中にあり、それら全てに対処するのは困難だ。多様な主体と議論して方針を決めるのはもちろんだが、議論から正しい方法が必ず生まれるわけではない。トライアンドエラーを繰り返す必要がある。そこで重要なのは,不可逆な方法で環境を改変する手法はなるべく選ばないようにすることだ。失敗しても元に戻せるような範囲で環境を改変するなどの方法を選ばなくてはならない。生物多様性保全にもやはり王道はない。

投稿者 赤石大輔 : 11:07 | コメント (0)