2012年01月29日
おらっちゃの里山里海平成24年度総会
本日は,NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海の,平成24年度総会がありました.当NPOの年度は,1月始まりの12月締めです.分かりやすいのと4月は活動が始まることも在り冬の1月に総会を刷ることに決まっています.
総会で承認された,今年度NPOが取り組む予定の活動は以下の通りです.
1.おらっちゃの里山市場の検討等
4月から毎週日曜日に営業している里山市場,3年目を迎える今年は,市場の継続性,収益性を真剣に考えようということになりました.
当初,里山市場をはじめた趣旨は,カボチャなど規格外品を安く地域で提供すること(廃棄野菜,フードマイレージの減少).
小さな農家,家庭菜園的な農家が,張り合いを持って農作業を継続できること(農地、担い手の維持).
里山マイスター,のうきゃなど若手の農業者を応援すること(環境配慮型農業,若い担い手の支援).
この3つの意義がみたされていることが,おらっちゃとして直売所をやる意義でした.今後もここは変えないようにしていきたいと思います.
NPOがすることとして,
・ 集客のための仕掛けを検討・実施
・ 観光客向け=ポストカード以外の商品開発=竹籠、ミニチュアのキリコ
・ 商品の買い取り
・ 生産者の依頼に応え、可能な支援を行う
・ 個々の生産者の考え方、思いなどを聞き取り調査する必要あり。
が上げられました.さらに,里山工芸として,体験コーナーを設けるなど,市場に来られる方が楽しめる仕掛けも検討していきたいと思います.
その他,雇用関係事業の予定,ビオトープの保全活動,里海関係事業の取り組み方,保全活動参加者へ,エコポイント制度の導入.石川県や珠洲市が実施しているエコポイントとの乗り合わせ.金沢大学との連携事業などについても議論されました.
今年で5年を迎えたNPOおらっちゃです.今年度はさらに会員を獲得すること,若い人の参加を増やしていうと言うことになりました.また,5年後の姿,目標設定も大切ではないかと言うことが指摘されました.
世界農業遺産に認定された能登の里山里海を,私たちの手で守り伝えていく活動を,今年も元気にやっていきたいと思います.
投稿者 赤石大輔 : 2012年01月29日 16:40