2010年06月17日
輪島市三井で植物調査
6月13日
輪島市三井で植物調査をしてきました.
輪島市三井の円山では,毎月第2日曜日に,輪島市ビオトープ研究会主催で,地域の方々と植物観察会が実施されています.
今回も地元の親子など15人程が集まり,田んぼや里山の植物を調査しました.講師は里山マイスター教員の伊藤浩二先生です.植物の専門家で,本当にたくさんの種類をご存知です.
子供たちは田んぼや水路にいるトンボやカエルを捕まえて遊んでいました.
今回は,田んぼの生き物の先生である野村進也先生もお連れしました.野村さんは愛媛大学大学院で能登のゲンゴロウの研究をされていました.今年卒業され,いまはNPOおらっちゃのパートスタッフとして活動しています.
この日は日差しが強くて,午前中でしたが決行暑くなりました.子供たちもあせびっしょりでしたが,草花や動物に目を輝かせていました.
今回は,採集した植物を白いシートの上に広げて名前を付けていきました.このシートはホワイトボードのようにペンで書き込んだり消したりできる優れもので,伊藤先生の手により,実物の植物図鑑が完成しました.こうやってみると田んぼの脇にもたくさんの植物があるものです.見近な自然を,分かりやすく切り取って調べる作業は,なかなか楽しいものです.地域の方に,地域の里山に向き合う時間を提供できればと思います.
この調査は,輪島市ビオトープ研究会が主催し,毎月第2日曜日の午前9時から輪島市の茅葺庵に集合して,わいわいと楽しくやっています.ぜひ親子で参加してください.
投稿者 赤石大輔 : 2010年06月17日 12:50