金沢大学里山里海自然学校 HOME » キノコ日記

キノコ日記Top » 2010年06月バックナンバー

ソーシャルブックマークに登録:

2010年06月30日

旅サライにコノミタケの記事掲載

コノミタケは,能登でとれる不思議な,そして美味しいキノコです.
これまで何度かこのブログでも紹介してきましたが,私たち自然学校と鳥取大学の調査により,ようやく学名を付けることができました.

そして今回,小学館からでている大人の雑誌「サライ」に,コノミタケの記事を載せていただくことになりました.
掲載していただいた雑誌はこちら →  旅サライ2010年08月号

sarai.jpg


この中の,スペシャルコラムという所に,1ページドーンと載せていただきました.
コノミタケは,能登で古くから食べられている非常に美味しいキノコですが,近年,生産量が減少しています.その原因が,里山の放置にあるということが判ってきました.能登の里山を新しい方法で活用していく道を探り,これからもコノミタケがたくさん出る里山を作っていきたいと考えています.

是非多くの方に記事を見ていただき,秋には能登でコノミタケを食べる旅を楽しんでいただきたいです.

投稿者 赤石大輔 : 18:24 | コメント (0)

2010年06月26日

珠洲のホタル

珠洲のホタル

珠洲の各地にあるビオトープに,ホタルが出ています.
先日行った場所では,日没直後に何百という数でいっせいに光り出しました.

何とか写真に収めようと,カメラと三脚を持って出かけました.
ホタルは日没後の8時ごろに一斉に光り出し,30分くらいがピークで,その後徐々に光が少なくなっていきます.この間にオスとメスがお互い呼びあい,交尾をするようで,9時ごろには飛ぶ個体も少なくなります.写真を撮るタイミングはこの1時間が勝負ということになります.

ホタルを撮影するときは,普通に採るときとは違って,シャッターを30秒から60秒ほど開き続け,カメラに光をたくさん取り込んで撮影する方法を使います.
コンパクトカメラには,シャッタースピードを調整できるものが少ないので撮影が難しいですが,下に私の撮影方法の情報を載せておきます.
hotaru100624.jpg

原画像データの生成日時: 2010年06月24日 20:46
カメラ: GR DIGITAL 2
露出補正値: 0
露出モード: 露出マニュアル
露出プログラム: マニュアル
露出時間: 60
フラッシュ: ストロボ発光せず、強制発光モード
F ナンバー: 2.4
レンズ焦点距離: 5.9
ISO スピードレート: 400
測光方式: 分割測光

hotaru2.jpg

デジタルデータの作成日時: 2010:06:24 20:36
カメラ: NIKON D5000
露出補正値: 0.3
露出モード: 露出マニュアル
露出プログラム: マニュアル
露出時間: 30秒
フラッシュ: ストロボ発光せず
F ナンバー: 1.8
レンズ焦点距離: 35
35 mm 換算レンズ焦点距離: 52
ISO スピードレート: 200

投稿者 赤石大輔 : 09:44 | コメント (0)

2010年06月24日

第122回へんざいもん

第122回 里山里海自然学校へんざいもん 平成22年6月19日 本日利用人数:40人
へんざいもん100619.jpg
<<本日のメニュー>>
品 名
・ご飯
・ハチクとワカメの味噌汁
・豆腐の田楽
・春巻き
・アゴなます
・切干大根の煮物
・ポテトサラダ
・ワラビの煮物
・漬物(ワラビ、キュウリ、大根)

今回のおすすめレシピは「ささげ」を使った料理です。
今月のお勧めレシピ,詳細はこちら →
のとの郷土料理百選

投稿者 赤石大輔 : 13:58 | コメント (0)

2010年06月19日

奥能登珠洲,夏の親子里山里海体験.

今回は,珠洲地域発の里山里海を活用した取り組みを紹介します.

珠洲の農家民宿が4件に増え,地元の有志も加わって農家民宿を中心に,珠洲の里山里海を満喫できる体験プログラムを作ろうと,盛り上がってきています.

natsu-mankitsu617.jpg

今回は,珠洲の夏を親子で満喫してもらおうと,農家民宿で一泊二日の体験プログラムを考えました.題して「珠洲,夏の里山里海ざんまい」です.
珠洲の美しい海で貝や魚を捕る「磯遊び」や,珠洲の魚をさばいて作る「干物作り」,カブトムシやゲンゴロウを探しに行く「昆虫採集」,石窯で焼く「ピザ作り体験」など,里山里海の体験がセットになった体験プランをご提案しています.
自然学校では,参加者に里山里海のレクチャーをさせていただくことになっています.

実施期間は,

第1回を7月31日(土)〜8月1日(日),
第2回を8月7日(土)〜8月8日(日)

となっています.

参加料金は,宿泊費,体験料込みで

大人13,500円
子供9,000円

となっています.

詳しくは添付のファイルをご覧いただき,農家民宿おおつぼまで,ご連絡下さい.

問い合わせ先:農家民宿おおつぼ
電話: 0768-0768-86-2559
FAX: 0768-86-2132
E-mail: otubo@p1.cnh.ne.jp

投稿者 赤石大輔 : 19:01 | コメント (0)

2010年06月17日

輪島市三井で植物調査

6月13日

輪島市三井で植物調査をしてきました.
輪島市三井の円山では,毎月第2日曜日に,輪島市ビオトープ研究会主催で,地域の方々と植物観察会が実施されています.

三井20100613_08.jpg

今回も地元の親子など15人程が集まり,田んぼや里山の植物を調査しました.講師は里山マイスター教員の伊藤浩二先生です.植物の専門家で,本当にたくさんの種類をご存知です.

R0019243.jpg

子供たちは田んぼや水路にいるトンボやカエルを捕まえて遊んでいました.
今回は,田んぼの生き物の先生である野村進也先生もお連れしました.野村さんは愛媛大学大学院で能登のゲンゴロウの研究をされていました.今年卒業され,いまはNPOおらっちゃのパートスタッフとして活動しています.
この日は日差しが強くて,午前中でしたが決行暑くなりました.子供たちもあせびっしょりでしたが,草花や動物に目を輝かせていました.

三井20100613_20.jpg

今回は,採集した植物を白いシートの上に広げて名前を付けていきました.このシートはホワイトボードのようにペンで書き込んだり消したりできる優れもので,伊藤先生の手により,実物の植物図鑑が完成しました.こうやってみると田んぼの脇にもたくさんの植物があるものです.見近な自然を,分かりやすく切り取って調べる作業は,なかなか楽しいものです.地域の方に,地域の里山に向き合う時間を提供できればと思います.

R0019273.jpg

この調査は,輪島市ビオトープ研究会が主催し,毎月第2日曜日の午前9時から輪島市の茅葺庵に集合して,わいわいと楽しくやっています.ぜひ親子で参加してください.

投稿者 赤石大輔 : 12:50 | コメント (0)

2010年06月16日

第120・121回へんざいもん

第120回 里山里海自然学校へんざいもん 平成22年6月12日 本日利用人数:25人
へんざいもん100612.jpg<<本日のメニュー>>
品 名
・ご飯
・豆腐とモズク汁
・ソバ
・塩サバ
・イモダコ
・ハチクのゴマ和え
・ゴボウと若鳥の煮物
・ヒジキ、フキの煮物
・漬け物(ワラビ、カタハ、大根、ナラ漬け)

第121回 里山里海自然学校へんざいもん 平成22年6月16日 本日利用人数:31人
へんざいもん100616.jpg
<<本日のメニュー>>
品 名
・ご飯
・豆腐とモズクの味噌汁
・イカの鉄砲焼き
・煮しめ
・ワラビとカタハの漬け物
・酢の物
・サツマイモの茎の煮物
・エンドウのゴマ和え
・煮豆


今回の旬な食材は「モズク」です。今回の味噌汁にも使われました。
今月のお勧めレシピ,詳細はこちら →
のとの郷土料理百選


投稿者 赤石大輔 : 14:37 | コメント (0)

2010年06月12日

ビオトープで田植え

6月12日

自然学校のビオトープ田んぼで田植えをしました.
今回は,地域の子供たちも参加してくれて,17人でにぎやかに実施できました.

20100612P-02.jpg

今年で3度目の田植え.そんなに広くない田んぼですが,ゲンゴロウ,サンショウウオやメダカなど生き物がたくさんの田んぼになってきました.参加してくれた子が,田んぼに入る感触が好きだといっていました.どうかそれを忘れないでもらいたいものです.子供たちは本当に元気で,休憩時間にも,ビオトープに入ってメダカやサンショウウオなどを追いかけていました.

20100612P-01.jpg
このビオトープ田んぼでは,能登の田んぼに依存した生物を保全しながら,米を生産しています.人間が生き物に配慮しながら農業をやるということの難しさを,体感する機会として,毎回田植えを実施しています.
「これじゃあ米はたくさんできんなあ」と,参加してくださっているメイトの方々はこぼされます.農薬,化学肥料は使わないので収穫は少ないです.しかも手植えで手間はかかる.しかし,このビオトープ田んぼで子供たちが夢中で生き物を探す姿を見て,「まあ良いか」と思っていただけるようになりました.

20100612P-03.jpg

これからは,さらにもう一歩進んで,こうやって作る米がより価値が高いという仕組みを何とか作っていきたいと考えていますが,なかなか簡単には行きません.PRの仕方,売り込み方を勉強していかなければいけないと実感しています.

20100612P-04.jpg

投稿者 赤石大輔 : 20:27 | コメント (0)

2010年06月10日

風物詩

珠洲のパン屋さんで,アサギマダラを発見!
こだわりの塩ラスクに,とてもかわいらしいイラストと,わかりやすい一文が添えられて,お土産や贈り物にぴったりといった感じです.

asagirasuku.jpg

珠洲のあたらしい風物詩と言えるのではないでしょうか.

お客さんは「珠洲にこんなチョウチョがくるのかー.へー.」みたいな.
お店でこんなかたちで生き物の情報を得られる.
生物多様性の理解を深める方法はこんなところに在るのかもしれません.

投稿者 赤石大輔 : 14:34 | コメント (0)

第119回へんざいもん

第119回 里山里海自然学校へんざいもん 平成22年6月5日 本日利用人数:30人
へんざいもん100605.jpg
<<本日のメニュー>>
品 名
・五目ご飯
・すりわり汁
・茶碗蒸し
・豆腐団子の甘酢あんかけ
・カタハの酢味噌和え
・ウドの粕和え
・ワラビの煮物
・ハチクと昆布の煮物

今日の感想
 今日はマイスターの授業は自由研究の為、通常だとお休みだったそうですが、長寿会(老人会)のグランドゴルフ大会があり、朝から賑やかでした。食堂は貸し切り状態で、食後は会議場になってました。
行事にこうして学校を利用出来る事に、地区住民として毎回感謝です。
本日のすりわり汁には今の時期にシバタケが入ってました。シバタケは秋に出るものだと思っていたのですが、キノコ博士の赤石さんによると、年2回でるそうです。珠洲でも知ってる方は少ないのでは?と思います。マツタケも同じで、梅雨入り前くらいに出るそうです。豆腐団子の甘酢あんかけは豆腐ハンバーグの生地を丸めて揚げて甘酢をかけてありました。つなぎと揚げる時に片栗粉を使ってあったので、とても柔らかく仕上がって食べ易かったです。お年寄りには優しかったと思いました。
ワラビの煮物には切り芋を磨ってトッピングしてあったのですが、漬けてあったワラビ煮だと切り芋に味がついていなくてもとても美味しかったです。本日もごちそうさまでした。


今回ご紹介するのは、前回に引き続き「あご(トビウオ)」を使った料理です。
今月のお勧めレシピ,詳細はこちら →
のとの郷土料理百選

投稿者 赤石大輔 : 10:08 | コメント (0)

2010年06月07日

アサギマダラの調査

6月5日

アサギマダラの調査に出かけました.
先週から,里山里海メイトや里山マイスター受講生に呼びかけて調査を実施していますが,前回は寒すぎたのかまったく姿を見ることができず,参加者の皆さんには大変残念な思いをさせてしまいました.

DSC_0072.jpg

毎回,天気予報をみて蝶が見られることを祈りながら皆さんにご案内を出しています.
今週は晴れの予報でしたのでご案内を出しましたが,当日は曇り,小雨も降ったりして,がっかりしました.ご家族で参加してくださった方にも,今日は無理かもしれませんと言い訳をしつつ,現場に向かいます.

DSC_0023.jpg

珠洲の海岸を見て回ると,いました!何とか最初の一頭を見つけることができました.お父さんががんばって捕獲し,お子さんの名前でマーキングしていました.
その後は,何とか天気も良くなってきて,合計15頭程見ることができました.
ご家族は来週も是非見て回るということで網をお貸しして解散しました.

DSC_0012.jpg

今年は春からなかなか暖かくならず,生き物の活動が少しづつ遅れているようです.
アサギマダラの集団飛来ももう少し後になるかもしれません.
来週も調査をしたいと思います.

投稿者 赤石大輔 : 15:40 | コメント (0)

2010年06月02日

第117・118回へんざいもん

第117回 里山里海自然学校へんざいもん 平成22年5月25日 本日利用人数:20人
へんざいもん100525.jpg<<本日のメニュー>>
品 名
・ご飯
・ごじる
・アジの山椒の味噌焼き
・揚げだし
・セリのゴマ和え
・ゲソとタマネギの酢味噌和え
・タケノコの土佐煮
・カジメの煮物
・いもだこ

今日の感想
本日はJA根上加工部会の方々がへんざいもんをご利用になりました。雨の中、遠いところをお越しくださいましてありがとうございました。


第118回 里山里海自然学校へんざいもん 平成22年5月29日 本日利用人数:30人
100529へんざいもん.jpg
<<本日のメニュー>>
品 名
・ご飯
・モズクと豆腐の味噌汁
・煮しめ
・コロッケ
・キャベツと竹輪の酢味噌和え
・アジの南蛮漬け
・ホウレン草のゴマ和え
・ウドの粕和え
・ワラビの煮物

今日の感想
こちらでは、先日からモズク刈が解禁となりました。海が荒れてなかなか出れない日が続いているのですが、お天気が良くなるとこれからがシーズンです。本日はモズクと豆腐の味噌汁でした。
コロッケはあまり意識はしていなかったのですが、形を作ってからしばらく寝かせておくとパンクしにくいそうです。煮しめの中のタケノコは、モウソウ竹が終わり、今回はハチクのタケノコでした。ハチクが終わるとマダケになります。ウドの粕和えは普通に頂いていたのですが、若い方は「これは何ですか?」って聞かれていました。山菜の方はそろそろ旬が終わったようですが、ウドの好きな方は生で味噌を付けて食べられます。ホウレン草のゴマ和えとの付け合わせはとても美味しかったです。ごちそうさまでした。


今回より、旬な食材・料理等をご紹介していきたいと思います。
今回は「あごだし」です。へんざいもんでも、そうめんのだしに使われたりしています。
今月のお勧めレシピ,詳細はこちら →
のとの郷土料理百選


投稿者 赤石大輔 : 09:52 | コメント (0)