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2010年03月06日

市町村アカデミーにて講演

2月19日

千葉幕張に在る市町村アカデミーの講義に参加して,NPOおらっちゃの取り組みを紹介してきました.
市町村アカデミーは,その名の通り市町村の若手職員が集まって,研修を受ける施設です.今回は,環境をテーマに1週間の合宿を行い,スキルアップを図るコースだったようです.

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全国の市町村から来られた職員の方の中に,私の出身地の群馬県伊勢崎市の職員の方が来られていました.ご挨拶すると同じ高校の一つ下だというのでびっくりしまいた.珍しいことも在るもんです.

私からは,金沢大学の自然学校やマイスター事業,NPOの薪ストーブの取り組みなどを中心に能登の里山里海保全の話をさせていただきました.地域の新しい取り組みということで,お声掛けいただいたのですが,対象が市町村の職員でしたので,質問で「行政として,そのような活動にどう参加したら良いのか」と聞かれました.
たしかに,大学やNPOの事業ですので,行政のかかわりが分かりにくかったかもしれません.しかし,金沢大学のプロジェクトでは,特に奥能登2市2町が連携して大学と協力していくという仕組みができています.
さらにマイスタープログラムでは役場の若手職員が受講生として参加し,先進的な里山保全や環境保全型農業についての知見を高め,職場でのリーダーシップをとるための勉強に参加してもらっています.

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大学発の能登の里山里海保全の活動ですが,地域との強い協働があってはじめて実現できることばかりです.今後全国でこのような取り組みが広まっていくことと思います.今回の研修では自分自身にもとても勉強になりました.
帰りに利用した京浜幕張駅周辺は,とても近代的な雰囲気.学生も多くて,とあるアニメの学園都市のような雰囲気でした.千葉は都会だなあ.

投稿者 赤石大輔 : 2010年03月06日 14:46

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