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2010年03月25日

山菜ざんまい

年度末でバタバタしております.
3月末になっても珠洲は寒い日が続いています.明日は雪が降るとか降らないとか.

さて,今回はお知らせです.
農家民宿「ひろ吉」さんは,珠洲で一番最初に農家民宿を始められこれまでいろいろとお世話になっています.昨年,珠洲の農家民宿が4軒に増えました.これからももっと沢山の農家民宿がふえていく勢いも感じられます.金沢や都会の方に,珠洲の里山を楽しんでもらえたらと思います.

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珠洲の里山をお客さんに楽しんでもらいたいという有志が集まって,農家民宿で里山体験プログラムを考える勉強会も始まっています.そしてこの4月に,能登の山菜をとって食べよう!楽しもう!というツアーをを開催することになりました.タイトルは「奥能登山菜ざんまい」です.
そしてこの企画では「学ぼう!」というコンセプトも入って,自然学校で里山や山菜について勉強するプログラムも入れていただきました.地域の方々に,自然学校は面白いことが学べるよ,ということが伝わってきたようでとてもうれしく思います.
ツアーは4月の週末に合わせ,3回実施されます.
今後は週末に限らず,いつでも体験に参加でき,四季を通じて能登の里山里海を体験できるツアーが実施されていけばと思います.もしよければ皆さんご参加下さい.

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<<詳細>>

開催日:4月10日(土)~4月11日(日)
開催日:4月17日(土)~4月18日(日)
開催日:4月24日(土)~4月25日(日)

開催時間:12時00分~13時00分   ( 一泊二日 )
集合場所:里山里海自然学校.石川県珠洲市三崎町小泊33-7
参加費:15500円(昼食は別料金となります。1日目700円、2日目850円)
申し込み:お問い合わせ 農家民宿しいたけ小屋「ひろ吉」
TEL:0768-82-3178
URL http://www16.ocn.ne.jp/~hirokiti/h/index.html

投稿者 赤石大輔 : 19:32 | コメント (2)

第109回へんざいもん

第109回 里山里海自然学校へんざいもん 平成22年3月13日 本日利用人数:28人
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<<本日のメニュー>>
品 名
・ご飯
・けんちん汁
・昆布の佃煮
・春巻き揚げ
・キャベツと竹輪の酢の物
・カブラのやたら
・大根のゴマ和え
・ワカメの刺身


今日の感想
今日はけんちん汁でした。若い生徒さんもけんちん大好きと喜んでおられました。昆布の佃煮は昆布巻きの具と同じですが、食べやすく昆布もニシンも刻んで味付けしてありました。大根のゴマ和えは、同じ食材でも一切れの厚さによって、味も少し違うように思えました。今回は少し太めだったのでゴマの風味は薄めだったようです。ワカメは熱湯にさっとくぐらせて醤油で頂く物を刺身といっています。珠洲産ワカメ(養殖)が今が旬ですので柔らかく、磯の香りがしてとてもおいしかったです。
ごちそうさまでした。

投稿者 赤石大輔 : 12:45 | コメント (0)

2010年03月11日

勉強会

3月10日
慶応大学から学生さんたちがゼミ合宿で能登を訪れ,能登学舎にも訪問してくれました.マイスター養成プログラムやNPOおらっちゃの取り組みを紹介し,お昼はへんざいもんを利用してもらいました.
へんざいもんの料理に学生たちは感激した様子.調理スタッフのお母さん方といろいろとお話をされていました.都市の若者が能登に興味を持ってくれたことをとてもうれしく思います.

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夜は,農家民宿と自然体験リーダーの里山里海体験ツアー構築のための勉強会.昨年から練ってきた春の山菜採り体験を実施するプランもようやく具体化しチラシまででき上がりました.

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3月11日
保育所の子供たちが自然学校で里山の樹木とその利用について学びました.講師は自然体験を生業に考えておられる里山マイスター受講生のSさん.いろいろな木の葉を採ってきて,形や色,におい等をよく観察して,マツ,スギ,ヒノキ,アテ,ネズミサシ,ヒサカキの違いを学びました.みんな何種類覚えられたかな?
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薪づくりの様子も見学して,里山について学ぶ一日を体験してもらいました.

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保育園児から大学生,一般市民まで自然学校に集まって里山を学ぶ.本当に学校らしい姿が最近見られるようになってきました.

投稿者 赤石大輔 : 20:57 | コメント (3)

第108回へんざいもん

第108回 里山里海自然学校へんざいもん 平成22年3月10日 本日利用人数:12人
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<<本日のメニュー>>
品 名
・ご飯
・味噌汁
・シイラの甘酢あんかけ
・天ぷら
・煮しめ
・ネギとゲソのぬた
・フキノトウ味噌和え
・古漬け大根のおかか炒め
・煮豆

今日の感想
今日は慶応大学の方が自然学校に視察に来られて、お昼に「へんざいもん」をご利用になりました。皆さん「おいしい」とおっしゃっていて、おかわりされる方もおいでました。途中「へんざいもん」のスタッフの皆さんが紹介されましたが、そこで慶応大学の方がたくさん質問をしておいでました。スタッフの方も丁寧に答えていました。料理の材料、作り方、保存方法、器にいたるまで色んな工夫や伝統があります。私も知らない事が多く、とても勉強になりました。今の時期では、“とう”がたってしまった大根を畑から取ってきて“切り干し大根”にして保存するのだそうです。今日はまた伝統料理の深さを再認識し、いつも以上に感謝しながら頂きました。ごちそうさまでした。

投稿者 赤石大輔 : 13:35 | コメント (0)

2010年03月09日

第107回へんざいもん

第107回 里山里海自然学校へんざいもん 平成22年3月6日 本日利用人数:18人
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<<本日のメニュー>>
品 名
・ご飯
・温泉卵うどん
・サバの塩焼き
・のっぺい
・キノコのおろし和え
・オカラとサツマイモの甘煮
・ブロッコリーのごまマヨ
・漬け物

今日の感想
本日は温泉卵うどんがありました。アゴだしだったので、おかわりはソーメンを使ったニューメンでしたが、とにかくお腹がいっぱいになり、さすがにおかわりされる方は少なかったようです。キノコのおろし和えは、“おらっちゃの里山里海”で昨秋塩漬けしてもらったシバタケ(アミタケ)を使った酢の物でした。調理法はシバタケを塩出し後、しばらく酢をかけて置いてから、大根おろしに酢と砂糖で味付けたところへ入れるとの事でした。キノコは塩漬けする前には湯通しをしてあるので、水に漬けて塩出しするだけで良いそうです。最近は秋に取れた物は冷凍はするのですが、昔の保存はこの様に塩漬けだったのでしょうね。珍しいおろし和えで今日もおいしかったです。ごちそうさまでした。

投稿者 赤石大輔 : 12:41 | コメント (0)

2010年03月06日

市町村アカデミーにて講演

2月19日

千葉幕張に在る市町村アカデミーの講義に参加して,NPOおらっちゃの取り組みを紹介してきました.
市町村アカデミーは,その名の通り市町村の若手職員が集まって,研修を受ける施設です.今回は,環境をテーマに1週間の合宿を行い,スキルアップを図るコースだったようです.

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全国の市町村から来られた職員の方の中に,私の出身地の群馬県伊勢崎市の職員の方が来られていました.ご挨拶すると同じ高校の一つ下だというのでびっくりしまいた.珍しいことも在るもんです.

私からは,金沢大学の自然学校やマイスター事業,NPOの薪ストーブの取り組みなどを中心に能登の里山里海保全の話をさせていただきました.地域の新しい取り組みということで,お声掛けいただいたのですが,対象が市町村の職員でしたので,質問で「行政として,そのような活動にどう参加したら良いのか」と聞かれました.
たしかに,大学やNPOの事業ですので,行政のかかわりが分かりにくかったかもしれません.しかし,金沢大学のプロジェクトでは,特に奥能登2市2町が連携して大学と協力していくという仕組みができています.
さらにマイスタープログラムでは役場の若手職員が受講生として参加し,先進的な里山保全や環境保全型農業についての知見を高め,職場でのリーダーシップをとるための勉強に参加してもらっています.

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大学発の能登の里山里海保全の活動ですが,地域との強い協働があってはじめて実現できることばかりです.今後全国でこのような取り組みが広まっていくことと思います.今回の研修では自分自身にもとても勉強になりました.
帰りに利用した京浜幕張駅周辺は,とても近代的な雰囲気.学生も多くて,とあるアニメの学園都市のような雰囲気でした.千葉は都会だなあ.

投稿者 赤石大輔 : 14:46 | コメント (0)

2010年03月05日

第106回へんざいもん

第106回 里山里海自然学校へんざいもん 平成22年2月27日 本日利用人数:34人
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<<本日のメニュー>>
品 名
・ご飯
・味噌汁
・シイラの甘酢あんかけ
・天ぷら
・煮しめ
・ギンバソウの酢の物
・白菜、小松菜、ゴボウのごま和え
・人参のフキノトウ味噌和え


今日の感想
本日はマイスター受講生の卒論発表の中での“へんざいもん“で人数も多く賑わっていました。いつもおいしい味噌汁はアゴだしです。シイラはどちらかというと味がない印象ですが、衣をつけて揚げた後タマネギ、人参等の細切りの入ったあんかけになっていて、今日の主役を果たしていました。煮物の味は、薄味で自分では出せない美味しさでした。秘訣は炊く時の順番だそうです。鰹だしに人参を先に入れ、次に竹輪(練り物類)を入れる事によってそこからもダシが出る事を教えてもらいました。大根は先に米のとぎ汁で9割程度柔らかくして置き、最後に入れるそうです。(味が浸みる程度で良いとの事) 今まで材料の順番はあまり意識していなかった事に驚きでした。
天ぷらの衣についてもポイントは粉の状態を少し残す事だそうです。カリッと揚げる時はマヨネーズを入れたり、ビールで溶かしたりはしていたのですが、やはり粉を残す事はやっていませんでした。
家でも是非やってみようと思います。
この時期に登場するギバサ(ギンバサソウ)の酢味噌和え、フキノトウの天ぷら、味噌和えのどれも美味しく、季節を感じながら頂ける事に感謝です。ごちそうさまでした。(いずれも里山レシピにも掲載されています。)

投稿者 赤石大輔 : 11:06 | コメント (0)

2010年03月02日

生物多様性で暮らしていくには.

2月27日−28日

愛媛県西条市,石鎚ふれあいの里に行ってきました.四国は2度目,愛媛県は発上陸です.

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3月15日に開催される生態学会自由集会で,「生物多様性が「雇用」を「創出」する?ー田舎の山里海で暮らしを立てる若者大集合」という会を催します.
日本の生物多様性のホットスポットは農山漁村に在り,その保全に直接かかわっている若手の研究者や事業者にそれぞれの活動を紹介してもらい,今後の生物多様性保全のあり方や,保全にかかわる人たちの雇用創出についてなど議論をしたいと思います.興味の在る方は是非足を運んでいただければと思います.
今回愛媛に行ったのは,その自由集会の打ち合わせをかねたミーティングで,地域で生物多様性をテーマに活動され,自活されている方々のお話や活動内容を勉強してきました.

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会場の石鎚ふれあいの里は,西条市から車で20分の場所に在り,里山里海自然学校と同様,廃校舎を活用した自然体験施設で,非常に面白い活動をされています.体験施設や食堂の他に,宿泊施設も完備されていて,石鎚山周辺をフィールドとしてさまざまな体験が可能です.全国からお客さんが来られているそうです.
今回のミーティングでは,宮崎,熊本,鹿児島,広島,愛媛,高知,京都そして石川と,西日本中心に各地で活動をされている方に集まっていただき,いろいろと議論しました.各地の先進的な取り組みを聞き,生物多様性を学んだ人間が地域でどのような活動ができるのか,起業や就職の方向性,地域で活躍する人材の育成についてなど,さまざまな意見が出ました.

夕食は,アマゴの塩焼き,イノシシの鍋など地域の食材を使ったご馳走をいただきました.能登からお土産でサザエを送り,炭火で焼いてもらって食べました.瀬戸内のサザエはトゲがなく,能登のトゲありのサザエが珍しいと喜んでいただきました.

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翌日朝は,石鎚の里山を散策しました.急勾配の山道をめぐるコースでしたが,とても美しい風景をみながら気持ちの良い体験ができました.地元の方々が,俳句を詠む会をここで開いたりしているそうです.

帰りに松山の道後温泉に言ってきました.温泉周辺が再整備されてきれいになっていました.坂の上の雲の放送もあって,観光客も増えているとのこと.松山市は路面電車の走るとても風情の在る町で,とても好きになりました.

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大変勉強になる会でした.生態学会でも良い議論ができそうです.

投稿者 赤石大輔 : 11:16 | コメント (2)