2009年12月16日
収穫祭
12月12日
2009年の自然学校収穫祭を開きました.
今年も,ビオトープ田んぼで作ったもち米を使ってもちつきと,へんざいもんで使う味噌を炊きました.
今年はビオトープ田んぼを5筆に増やし,収穫量も倍以上になりました.11月の学園祭で使ったのと,今回の分,さらに25日に大気観測チームの忘年会で使ってもらうことになりました.大気観測チームの皆さん,来年は田植えにぜひきてくださいね!!
さて,当日は残念ながら雨となりましたが,玄関先と体育館を使ってもちつきをしました.里山メイトのみなさんが朝早くから集まっていただき,準備は万端です.近所の保育所の子たちも集まってきました.
今回は,おもちにあんこ,きなこ,大根おろし,そしてピーナッツをまぶしたものを作りました.ピーナッツはマイスターの畑で作られたものです.煎ったピーナッツを臼に入れてもちと一緒についてしまうという豪快な作り方.それが程よく砕けて甘くて香ばしいピーナッツもちができ上がりました.
お昼ごろ,マイスターの授業も終わり,受講生画教室からおりてきました.
さあさあどんどんついて!と受講生の皆さんも巻き込んで,大盛り上がり!
この日は,全部で10うすつくことができました.
大豆も炊き上がり,大豆すりつぶし機械,(なんていう名前なんでしょう,ミンチにするヤツ)に入れて,みんなで交代しながら手で回しました.これに塩を入れ,麹を入れて,半年くらいで味噌ができるそうです.
田舎味噌は,塩が多いため最近では減塩味噌がはやっているそうですが,手作りの味噌でへんざいもんの料理がいただけるのは本当にありがたいことだと思います.
お昼ご飯についた餅と,へんざいもんから豚汁が振る舞われました.
食事の後は,今年の活動の振り返りということで,きのこ調査の報告を私からいたしました.昨年地掻きをしたエリアでは,たくさんのアミタケが発生していました.他の場所はまだ地掻きができていないのですが,そのエリアだけまさにびっしりといった感じで,出ています.
保全作業によっておいしいキノコがたくさん採れるということがみなさんに実感していただいたのではないかと思います.
ビオトープ作りやキノコ山作りはようやく目鼻が立ったところです.
来年度も続けていきたいと思います.
投稿者 赤石大輔 : 2009年12月16日 17:10