2009年10月28日
上戸小学校の里山体験
10月27日
上戸小学校の,4,5年生24名が自然学校で生き物観察会をしました.
珠洲市の環境学習支援事業の一環で,2校の小学校が自然学校で,里山体験をすることになりました.今回は,上戸小学校の4,5年生です.
今回は,マクロレンズのみで撮影してみました.子供達を撮るには,画角が狭くてなかなか難しかったですが,面白かったです.(Nikon D5000+AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED)
秋も大分深まってきて,虫たちも少なくなってきましたが,セイタカアワダチソウには,ナナホシテントウがアブラムシを食べに集まっていました.
天気も良かったので自然学校から保全林へは,列になって歩いていきました.先頭の二人は,上戸双葉クラブのバッテリーだそうです.帽子がかっこいいですね!
道々,イチジクをおじさんからいただいたり,スギ,ヒノキ,アテ,マツの違いを紹介したりと,道草を食いながら,保全林に到着.
今,ちょうど保全林でキノコの発生がピークを迎えています.先週はあんまり無かったのに,1週間でずいぶん違うものです.
生き物観察,とはいったものの,キノコ博士が案内をするとどうしてもキノコばかりに目がいってしまいますね.まあ,これはこれでいいかなと.なぜなら,里山学習の専門家をどんどん養成していけば昆虫,植物,きのこ,鳥など,同じ場所で同じ季節に様々なバリエーションで,観察会を企画できるということになると思います.
一時間程度の活動で,道草も多かったために,保全活動は出来ませんでしたが,楽しんでもらえたようです.今回は1回限りですが,あと1,2回シリーズで里山の勉強ができれば,彼らの中で「里山とは?」が根付くかと思います.こちらも体制を整えたいと思います.
投稿者 赤石大輔 : 2009年10月28日 21:59