2009年05月09日
第4回保全活動
5月9日
今回の保全活動は、小泊のビオトープ水田で畦塗りを行いました。
田植え前の大切な作業です。土地の所有者である区長さんに畦塗りのご指導をいただき、皆で作業をしました。
ビオトープ水田は、生き物と共生した稲作をコンセプトにしており、生き物の生活場所となっている水田内をあまりかく乱しないため、昨年刈った稲株は田んぼに残したまま、田起こしせずに田植えをしましょうと決めました。
いわゆる不耕起栽培での2年目の稲作となります。はたして雑草や稲の生長度、そして生き物たちへの影響はいかほどでしょうか。
今日は田植え前に田んぼに水をためるための畦塗り作業です。
畦塗り2年目の私も挑戦しました。途中までゴム長を履いて作業をしていましたが、足が取られコケてしまいました。
こうなったらと、裸足になって作業しました。田んぼに裸足ではいるのは気持ちがいいですね。でも足を切ったりしないように気を付けなければいけません。それにヒルもいます。2時間程度で作業は終わりました。きれいに畦を作っていくのはなかなか楽しい作業です。でも手が遅いので、見かねた区長さんが途中からどんどん畦を作って行かれました。
今年は昨年からさらに2枚田んぼを増やし、4枚になりました。まだまだ少ないと言われそうですが、このビオトープ水田ではため池の水量も考えると、常に水がたまっている田んぼを作るにはそろそろ限界です。
4枚の田んぼでだいたい80kgくらいのお米が採れるでしょうか。
今年も餅米を作ります。収穫祭などで餅つきを遣りたいと思います。
田植えは次回、5月23日に予定しています。
投稿者 赤石大輔 : 2009年05月09日 19:14
この記事へのコメント
赤石様
サントリー世界愛鳥基金の資金獲得おめでとうございます!!!
いろいろな資金を獲得して、研究と活動の幅をどんどん広げてください!!!
ところで、世の中には「田ぐつ」というものがあります。
長靴とちがって、田んぼではいても脱げないし、安全です。ひざ下まであるので、深い田んぼでも水も入りません。
弊社では、参加者全員この田ぐつをはいて作業をします。
メーカーは広島のアトム株式会社。品名は「軽快ソフトみのる君」です。JAで取り扱ってるかも、、、、。
投稿者 いなむら : 2009年05月11日 21:13
いなむらさま
ありがとうございます。自然学校の水田はすごい沼田で、膝の上まで沈んでしまうような田んぼです。
みのる君探してみたいと思います。
投稿者 akaishi : 2009年05月12日 14:31