2009年04月04日
きのこ会議、閉幕
4月4日
珠洲のパン屋さんが主催した、第1回きのこ会議に参加しました。
このきのこ会議は、前回もお伝えしたとおり4日間のイベントで今日は最終日です。里山ときのこの話を聞きたいということで、お呼びいただきました。
会場には、きのこをモチーフとしたお菓子や珠洲焼き、そして手作りの人形などが並び、とても楽しいきのこの世界ができあがっていました。
本日のきのこ会議の参加者は、たくさんの小学生と、そのお母さん達中心でした。
事務所は満員で、とても賑やかな雰囲気です。
まずは、絵本の読み聞かせのコーナー。
あめのひきのこは・・、そしてふようどのふよこちゃんという絵本でした。
きのこや里山に関連した絵本の読み聞かせを聞いてもらった後に、バトンタッチして私からきのこの生態について紹介しました。
お客さんの層がつかめず専門用語の並んだスライドを用意してしまいました。
しかし、読み聞かせのおかげできのこへの興味が高まっていたようで、最後まで寝る子はおらず話を聞いてもらえました。
次回は、子供達向けのスライドも作ってみようかと思います。
参加者の、とくにお母さん方から質問が多く出ました。お母さん方も流石に珠洲の方だけあって、きのこについてのたくさんの知識をお持ちです。能登固有の文化の伝達があるなと、いつも感動します。これをさらに次世代の子供達とも共有できたらと、いつも思いっています。
和やかな雰囲気でお話を終えて、その後もお茶を飲みながらみんなでゆっくり雑談をしました。
ぜひ第2回きのこ会議も開催したいと盛り上がり、次回は自然学校の保全林できのこの観察会をやろうという話になりました。夏の美味しいきのこ、タマゴタケやヤマドリタケモドキをねらってみたいと思います。
このような形で地域の方が主催された企画に参加できたことを大変光栄に思っています。
Fさん有難うございました。
投稿者 赤石大輔 : 2009年04月04日 19:05
この記事へのコメント
「ふようどの~」は、とってもいい感じです。「ねぎぼうずのあさたろう」など、子供受けがいい絵本です。この前、珠洲の図書館で借りてきたところです。そう言えば、自然学校にも子供がじっくり本を読んだり、遊べるスペースがあればいいのにな~と思っていました。(2階の図書室は難しい蔵書ばかりで、入りにくいです。)里山に関する絵本や子供向けの自然系の図書などがあれば、もっと来館者数も増えるのではないでしょうか。展示コーナーも変化がありませんね~。子供向けの企画が増えるといいな~と思います。
投稿者 母 : 2009年04月07日 19:42
母さま
有難うございます。
自然学校の2階は、マイスターの受講生が勉強するところですが、地域の方にも使っていただければと思います。
保全林も整備が進みましたので、今年は子供達と一緒に里山で活動できる企画を考えています。
もちろん大人の方も里山に親しんでもらえるような企画もね!
投稿者 akaishi : 2009年04月08日 19:34
おつかれさまでした。盛況でしたね。
とてもなごやかな雰囲気で、思い思いのスタイルで聞けるのがいいですね。
「母」さまもおっしゃるように、自然学校にも、薪ストーブのまわりで子供たちが思い思いのスタイルで、里山や生き物の絵本を読めるようなスペースがあったら、ほんとにすてきですね。
三つ子の魂百までも、ですから、そうやって育った子供の中から第二の赤石さんが生まれるかもしれません!
とはいうものの、スペースが足りないですね。
投稿者 いなむら : 2009年04月08日 21:57
いなむらさま。
ありがとうございます。
みんなで里山について考えようという会が開かれるのは、本当に嬉しく思います。
大人も子供も自然学校に集まって能登の里山を守っていく活動が、今後も長く続くように努力したいと思います。
投稿者 akaishi : 2009年04月10日 17:30