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2008年04月12日

08年度第2回保全活動

4月12日

自然学校の保全林で保全活動を行いました.
参加者は6名.
今日は大々的な整備ではなく,今年度の作業スケジュールを建てるため,
主要メンバーで下見を行いました.

保全林は,人のはいる踏み場もないほど荒れていましたが,
1年間の整備で,ようやく半分程度間伐を終え,明るくなってきました.
春になり,シュンランやスミレがたくさん生えていました.

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かつては,マツタケも出ていたという場所で,今もアカマツが元気に生えているエリアがあるのですが,そこを年度末に,珠洲市森林組合にお願いして整備してもらいました.
料金は自然学校のサポート会メンバーが出し合いました.

流石プロの仕事です.一日で非常に美しい山にしていただきました.
アカマツ以外の高木を伐採し,低木のヒサカキをのこして剪定してあります.
なぜヒサカキを残すかというと,整備を行うと林が明るくなり,林床にも光が差し込みます.日照条件が良くなると,せっかく伐採した樹木から芽が出てしまい,また伐採することになってしまいます.また日が当たりすぎると乾燥してしまうため,キノコが出にくくなってしまいます.乾燥と下草狩りの手間を省くため,林床に日光が当たりすぎないように,ヒサカキを残して傘の役割を持たせています.
このようなマツタケ山の整備方法は珠洲独自の方式で「珠洲二段林方式」と呼ばれています.

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今年夏から秋にかけて,どのようなキノコが発生するか調査を行います.
また,マツタケはすぐに期待できないですが,アミタケがたくさん出るような手法を試してみたいと思っています.

次回は,4月26日午後1時より保全活動を行います.
お時間のある方は是非参加してください.

投稿者 赤石大輔 : 2008年04月12日 14:41

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