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2008年02月12日

フォーラム無事終了

2月10日

第2回 すず再発見フォーラム「よみがえれキノコ山〜奥能登の里山再生考〜」が開催されました.

果たしてどれほどの方が参加してくれるか,本当に不安でしたが,冬の能登には珍しく晴れの天気となり,会場となった珠洲市文化ホール「ラポルトすず」には,約250人の参加者が来場してくださいました.

13時ぴったりに開会となり,まず私が舞台に出ていき開会の宣言を行いました.
舞台の上から見ると,観客席は最上段までびっしりと埋まっています.
緊張しまくりで,手が汗びっしょりです.しゃべってる間も噛みまくって,膝ががくがく震えました.
しかし,はじめの挨拶を終えたらなんだか楽になって,その後はあまり緊張せずに会を進行することが出来ました.

総合司会をしてくださったアナウンサーの平見さんには,すばらしい進行をしていただきました.
フォーラム全体の雰囲気が,とても明るく楽しい感じになった気がします.やはり平見さんにお願いして正解だったと思います.

開会の挨拶には泉谷市長にお越し頂き,ご挨拶を頂きました.
市長にはフォーラムの最後まで参加していただき,ありがとうございました.
珠洲市の振興に,このフォーラムが少しでもお役に立てればと思っています.

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基調講演では,マツタケ生態学の第一人者である吉村文彦先生(国際環境微生物応用研究機構・理事長)と岩瀬剛二先生(鳥取大学農学部・教授)からそれぞれ講演をしていただきました.マツタケをはじめとするキノコの生活や森林での役割について,とてもわかりやすく楽しい講演をしていただきました.

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会場からの質問がたくさんでて,時間調整のため私の調査報告「奥能登のキノコの現状」では,短い発表になってしまいましたが,マツタケ山整備の成果など,参加者の皆さんが一番興味のある点について紹介できたと思っています.

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フォーラム後半は,奥能登の里山再生の手段の一つとして,キノコを使った産業を起こせないか?というテーマで徹底討論を行いました.
里山駐村研究員である多田喜一郎さん(NPO「春蘭の里」代表),高市範幸さん(「夢一輪館」店主)から,奥能登できのこ狩りツアーについて,また里山でのキノコ栽培について先進事例を紹介していただき,奥能登の里山の荒廃やマツタケ山の現状など,顕在化している里山問題と,今後の奥能登の里山再生に向けた新しい産業の振興について議論しました.

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3時間30分という長時間にわたるフォーラムでしたが,参加者の皆さんは熱心に耳を傾けてくださり,会場からもたくさんの質問が飛び交いました.

参加者の中には,今回のフォーラムをきっかけに,里山里海自然学校が主催する里山保全活動の活動組織「里山里海メイト」への参加も多数ありました.
今回のフォーラムが,今後の奥能登における新しい里山再生の大きなきっかけ作りとなればと思っています.

初めて自分で主催したフォーラムを成功させることが出来て本当にうれしく思っています.今回のフォーラムを開催するにあたり,多くの方々にご支援いただきました.この場をお借りして厚くお礼申し上げます.

春からは,実際にキノコ山作りに向けた活動に取り組んでいきたいと思います.
里山再生はここからが本番といえますのでがんばっていきたいと思います.

投稿者 赤石大輔 : 2008年02月12日 00:10

この記事へのコメント

赤石様
キノコフォーラム大成功おめでとうございます!!!
地元の皆様の自然学校と赤石さんへの大きな期待、キノコに対する熱い思いが伝わってきます。
珠洲までの線路が残っていれば、北海道の旧美幸線のようにトロッコを走らせて、「トロッコに乗ってキノコ狩りに行こう!」ツアーの企画などできると思うのですが、レールは残っていないのでしょうか???
でも能登には他にもたくさんの魅力があるので、それらの魅力とキノコの魅力で、里山が再生され、奥能登の産業振興につながることを切に切に祈ります!

美幸線とトロッコ
廃止前日本一の赤字路線だった美幸線がトロッコでよみがえりました。
http://www.ogaemon.com/haisen/bikou-sen/torokko1.html

投稿者 いなむら : 2008年02月12日 18:33

いなむらさま
ありがとうございます.
何とか無事にこなすことが出来ました.
地域の皆さん本当にマツタケへの思いが強く,キノコ山作りへの
意欲も高く感じました.
ただ,観客席を見て,年齢層がかなり高かったことは,能登の大きな課題だと感じました.

投稿者 akaishi : 2008年02月13日 16:32

 いつも(いえ、ときどきかな)思うのですが、シンポジウム、フォーラム等に参加させていただいたとき、全てを覚えておくなんて私にはとてもできません。でも、へえーっ、とか、なるほど、とか、ということが必ずあるものですね。そこが魅力です。第1回、2回のすず再発見フォーラムでは、50数年珠洲に暮らしてきましたが、何回、へえーっなるほどお、と思ったでしょうか。表現の仕方がいまひとつかもしれませんが、とても楽しいものでした。

投稿者 スタッフその1 : 2008年02月16日 15:43

スタッフその1さま
ありがとうございます.私たちこそ,奥能登に来て様々な調査,聞き取りを行って,「へえーっ,すげーなあ!」と驚かされてばかりです.
その「へえー」を皆さんにもう一度お伝えするということが,私たちの一番大切な仕事だと思っています.

投稿者 akaishi : 2008年02月16日 16:04