季節
素材 ダイズ,キノコ,野菜,キノコ,味噌,だし汁,
調理法 汁物
調理時間 ★★
難易度
呉汁
材料 大豆・だし汁・みみ(能登ではきのこ類を「みみ」と呼ぶ)・味噌

作り方:
①みみは塩水にしばらくつけた後、よく洗い、石づきの部分を取り除く
②ダイズは 一晩水に浸してから皮を取り、粗く刻んでから、あたりばち(すり鉢)でする。(最近はミキサーで手早くしてしまう家庭が多いが、断然すり鉢ですったほうが美味しい)
③だし汁を鍋に入れて煮立て、すりつぶしたダイズを加える。
④一煮立ちしたら、味噌を入れ、最後にみみを入れる。(なめこや里芋などぬめりがあるものを入れるとふきこぼれやすいので、火加減に注意が必要だが、いつまでもふっくらと泡が消えにくくなるので良い)

◎強火で短時間で仕上げるのがコツ

◎ダイズをする時、味噌も入れてすり交ぜるとふきこぼれにくくなる


エピソード紹介:
厳選素材 大豆

 奥能登では、田の畦に枝豆を植えている農家が多い。
 大豆を収穫すると、粒のそろった良い大豆はそのまま保存されたり、味噌に加工されたりして、形の悪いもの、小さいものをを呉汁にして食べる。
 
 稲のはさぼし=写真=が終わるとそのはさに根のついたままの枝豆を長く干す。
(「はさぼし」は奥能登の秋の風物詩。お盆が過ぎると農家でははさぼしの棒建てが始まる。最近は道路わきのフェンスを利用する農家が増えて、背の高いはさが少ない。はざぼしの作業は、大変手間がかかることから年々数が減ってきているが、米の味は格別。一度食べたら他の米は食べられないとも。農家の人たちは、せめて自分達の食べる米くらいはと作業に励む。手間ひまかかるはざぼしの米は流通しにくいので、食すのは困難だが、農家の人に頼めば分けてもらえるかも知れない)

 晩秋の日差しの中、庭先にござをひいて豆たたきをする。よく干せたものはパンパンといい音がする。
 
 昔は、その豆殻で風呂をたいたりした。
 
 絞った時に出来る豆乳は、わかして砂糖を少し加え、甘くして子供たちに飲ませた。
 残りのおからは小麦粉をつなぎにふくらまし粉を入れ、油で揚げておやつにした。(おからドーナツ)
 最近ではもっとお手軽にホットケーキミックスを使っておからクッキーなどにもしている。

厳選素材 みみ

 しば茸・・・小松原に落ち葉を持ち上げて生えている。
 (汁物、あるいは塩漬けにして保存し、季節はずれに、和え物、煮物にする。)
 ずべ茸・・・ずぼ茸、ずべっ茸とも言われ、茎が白く、かさが濃い茶色でヌルヌルしている。
 (松林で取れ、たき込みご飯、煮物、呉汁に入れて食べる。)

 寒い朝、みみの入った呉汁を飲めば体も温まる。

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