2008年07月10日
子ども農産漁村体験のサポート
7月9日
子ども農産漁村交流体験で、白山市美川小学校の6年生28名が自然学校を訪れました。
総務省、文部科学省、農林水産省が手を取り合って進めるこの事業、奥能登では奥能登子ども農山漁村交流プロジェクト受入協議会が立ち上がり、今年から受け入れをスタートしたようです。
詳細はこちら → 子ども農山漁村交流プロジェクト
3省が掲げる本プロジェクトの基本方針として、
「学ぶ意欲や自立心、思いやりの心、規範意識などを育み、力強い子どもの成長を支える教育活動として、小学校における農山漁村での長期宿泊体験活動を推進する。」とあります。
なるほど。しかし農産漁村で体験をすると、学ぶ意欲や自立心、思いやりの心が育つのでしょうか??(そもそも農産漁村にすんでいる奥能登の子供達は他と比較してそんなに良い子達だろうか?少なくともうちに遊びに来る子達はみんな生意気な悪ガキだ。)
非常に崇高な目標がありますが、珠洲の里山里海に触れてもらうことは大切だと思います。このプログラムは過疎高齢化が進む地域、寂しくなってしまった観光地への支援という意味合いもとても強いのだと思います。
今回は、珠洲市のNPO法人「能登すずなり」と珠洲市が共催で美川小学校の6年生を珠洲へ招待しました。
2泊3日のスケジュールで、木ノ浦などで農業体験、漁業体験を行うようです。
このプログラムのスタートを里山自然学校で行うと言うことで、今回協力させていただきました。
美川からバスで3時間、自然学校に到着してすぐ「へんざいもん」でお昼ご飯を食べてもらいました。
学校の先生とNPOスタッフから今回の体験プログラムの説明があり、その後私から自然学校が行っている里山里海保全の取り組みなどを紹介しました。
今回は「里山里海」と「地産地消」を絡めたお話にしました。
今日へんざいもんで食べたお昼のメニューに、どんな生き物が使われていたのか?どこで作られた物なのか?
遠く外国から運ばれてくる食べ物は輸送によりたくさん二酸化炭素を排出しているという、フードマイレージのお話。
珠洲の農業、漁業が元気になることが、珠洲の里山里海を守ることにつながるという、生物多様性のお話。
結構重要な環境問題について、分かりやすく紹介できたのも、へんざいもんだからこそだと思います。
子供達も楽しく聞いてくれたようです。
参考 → food-milage.com
その後、小泊の海辺で地元の漁師さんにご指導いただきながら、磯遊びや海の生き物観察をしました。
小魚やヤドカリがたくさん見つかりました。また40cmくらいあるバカでかいウミウシを捕まえてきた子もいました。
参考 → ウミウシ図鑑
参加したある子に、「どうして能登の海はこんなに綺麗なの?」と聞かれました。
ぜひ、その言葉を地元の方々に伝えてほしいと思いました。この農産漁村体験で一番大切なことはこういう言葉の中にあるのだと思いました。
午後4時、無事1日目のプログラムを終了しバスできのうら荘へ向かいました。
校庭では、みさき小学校の生徒が野球をしていました。
どうやら美川小学校の生徒と交流があったようです。
「球が遅いって言われた」「テニスボールでやっているのをバカにされた」
「打つのが下手だといわれた」「女の子がひそひそ話をしていた」
などなど、ひどいことを言われたと、かんかんに怒っていました。
おまえらも言い返したらどう?と思いましたが、人数ではかないませんので仕方ないかもしれません。
まだまだ子供達(双方)に「思いやりの心」は育っていないようです。
今後は、地域の子供達との交流もテーマに思いやりの心を育てるプログラムも必要かな、と思いました。
投稿者 赤石大輔 : 2008年07月10日 15:43