2007年12月17日
薪ストーブ
12月14日
自然学校の交流サロンに,ついに薪ストーブが入りました.
春から雑木林で保全活動を行ってきて,たくさんの薪が集まりましたが,
ようやくこれを利用して暖をとることが出来そうです.
ちょっと無骨な感じですが,このストーブは,炭も利用できる優れものです.
詳しくはこちら ー> 明和工業ホームページ
里山の資源を利用しなくなり,里山に人が入らなくなっていきました.
人の関わりが無くなると,里山は急速にその姿を変えていき,これまでそこで
生活していた生き物たちもいなくなってしまいます.
里山に入って,里山にある資源,バイオマスを積極的に利用することが,
里山を維持する最善の方法なのですが,これがうまくいきません.
里山の資源を利用しなくても,輸入材や化石燃料を利用すれば十分生活でき,
しかもそれらの方がコストも安くあがるからです.
そうやって放っておかれた里山が日本中にあり,里山生物多様性の危機,
という深刻な状況にまで陥ってしまいました.
生活の中に里山の資源を利用出来ないか?
自然学校の中で薪を利用した暖房や調理の方法を紹介できないか?
そういった思いがこの薪ストーブには込められています.
自然学校にお越しの際はどうぞこのストーブをごらんになり,暖まっていってください.
最近,薪ストーブが次第に注目を浴びてきているようです.
消費者のバイオマスを利用したいという環境への配慮からもありますが,
やはり決めては原油の高騰です.
原油価格の高騰が私たちの生活をかなり圧迫していますが,
ちょっと手間のかかる薪ストーブが人気になるという,新しい流れを生んでいます.
これをきっかけに社会全体で生活の中に,里山の資源を利用するという大きな流れ
になっていけばと期待しています.
ただし,里山の資源だけで現在の生活をまかなおうとすると,
日本の里山にある資源の量では全く足りません.
それはまた別の問題ですが,今後取り上げたいと思います.
投稿者 赤石大輔 : 2007年12月17日 12:56