2007年08月20日
留学生がキリコ祭を体験
8月7日
金沢の留学生が珠洲でのキリコ祭りを体験しました.
総勢30名の留学生が金沢から自然学校までバスをチャーターして出来てくれました.
今回は,珠洲伝統の「祭りごちそう」を作って食べる体験と,
7日に行われた「宝立七夕祭り」の見学が主な内容です.
まずは,自然学校のある三崎町小泊のとなり,伏見の集会場に集まって,
地元の方々と祭りについての談話を行いました.
地元の方が,日本古来からのアニミズムの話や,
祭り本来の意味を教えて下さいましたが,ちょっと難しかったようです.
でも,「よばれ」という奥能登の祭りの風習は「とてもいい,よばれに参加したい!」「私の国もそうです」など,
よく理解してくれたようです.「ブレイコー」という素敵な言葉も覚えたようです(笑).
地元の方も,交流会に参加して良かったとおっしゃってくれました.
ミャンマーや中国の学生たちが,自分の国の祭りや料理について紹介してくれました.
地元の小学生からは,祭りで叩く太鼓のリズムを教えてもらいました.
能登の子供たちは,みんな祭りの前は集会所に集まって太鼓の練習をしています.
上級生が下級生に叩き方を伝え,大人たちはそれを見守る.
そんな中で先輩後輩の関係ができてきて,子供たちが地域の一員として認められていく.
小泊でもそんな文化がずーっと続いてきたそうです.
私の育った町にはそういった文化があまり無かったので,とてもうらやましく感じてしまいます.
是非これからも地域の文化が継承されていってもらいたいです.
祭りごちそうは,地元のお母さん方に作って頂きました.
40人前のごちそうを作るのは大変だったと思います.ありがとうございました.
留学生はお膳に料理を並べる手伝いをしました.
最後にお刺身も到着し,全員そろって「いただきます!」
留学生の皆さんは,日本に興味を持ち,すでに1年以上暮らしている方々ですので,
好き嫌い無くみんな美味しいといって食べてくれました.
ビールも進み,2時間ほどみんなでわいわい騒ぎながら,お祭り料理を堪能しました.
9時からバスに乗って,「宝立の七夕祭り」に出かけました.
宝立の七夕祭りは,キリコが町を練り歩き,最後は海に入っていく,非常にダイナミックな祭りで,
珠洲の名物の一つとなっています.
海に入っていく姿は勇ましく,キリコの後ろでは水中花火もあがり,
大変盛り上がる場面で,それを見るための「枡席」が用意されています.
枡席は高価ですが,遠くから来られた親戚などに見てもらうため,珠洲の方が結構購入するそうです.
途中,雨に降られてしまいましたが,私もキリコの勇壮な姿を見て,
出店のビールも美味しくいただき,祭りを堪能しました.
留学生たちも大感動の体験となったようです.
翌日は門前など,能登沖地震の被災地を訪れ,
過疎地に与えた地震の影響について考える実習に向かいました.
留学生の皆さん,お疲れ様でした.
また能登へ来て下さい.
投稿者 赤石大輔 : 2007年08月20日 22:01