2007年05月09日
生きもの調査
5月9日
みさき小学校の3,4年生が,遠足で小泊の水田ビオトープまでやってきました.
先日作ったビオトープの生き物調べをしてくれることになりました.
10時にビオトープ到着.
一時間かけて歩いてきたのに(ので?),エンジン全開!
大きな声でご挨拶してくれました.
みさき小学校では,以前からビオトープ作りを行っており,
ビオトープの意味や,ゲンゴロウなど希少生物が珠洲に存在することを,
ほとんどの子達が理解していました.
ため池と二つの水たまりの3班に分かれて,調査開始です.
ため池には,メダカ,クロサンショウウオ,タニシ,アカガエルの仲間,カゲロウの仲間,
ミズムシ,ギンヤンマ,ゲンゴロウの仲間など多数の生物がいました.
水たまりには,オオコオイムシ,マツモムシ,ヨコエビ,ミズムシなどが
いました.作ったばかりの水たまりなのでまだまだ生き物は少ないようです.
絶滅危惧I類の
イチョウウキゴケは,奥能登の多くの水田で見られますが,
小泊のビオトープにも多数確認されました.
スケッチを終えたら,お昼になりました.
私も子供たちと一緒にお弁当をたべました.
お弁当を食べながら,最近の子供達のトレンドを調査.
どうやらドラゴンボールが一番人気.
未だにアニメでは悟空が最強,ナルトなどヤムチャでも勝てるらしい.
(よかったねヤムチャ涙).
ご飯の後,少しお話しをして解散.
大きな声で「さようなら」.
また来て下さいね.
このビオトープを作った理由は,珠洲の方々に,地元の素晴らしい自然を知ってもらい,
里山という景観と,自分の住んでいる地域を大切に思ってもらうためです.
私が小学生のころ,熱帯雨林の伐採,酸性雨,砂漠拡大など環境破壊がニュースなどで大きく取り上げられ,
「このままでは地球はどうにかなってしまう,
なんとか地球を救いたい」
と夢見ていました.
大学で里山のことを学ぶ中で,里山が日本の生物多様性の重要拠点であることを知り,
里山を守ることが多くの生き物を保全することにつながる,そのように考えるようになりました.
里山は人々と自然の関わりがあって存在するものです.
素晴らしい景観,守るべき環境であることを,そこに住む人々にまず
理解してもらわなければなりません.
そして,地域の将来を担う子供たちに里山を伝えることは,
もっとも重要な仕事の一つであると考えています.
今日は,私の夢がひとつ叶った日でした.
投稿者 赤石大輔 : 2007年05月09日 23:45