2007年02月27日
半島らしさ
2月25日
「半島地域づくりフォーラム」に参加.
この日は,珠洲の食祭「珠洲まるかじり」も開催されており,
久しぶりに珠洲の街が人であふれ,にぎやかになった.
フォーラムでは,全国の半島地域の方々が,
それぞれの活動について発表された.
いつも調査でお世話になっている金蔵学校のIさんもご自身の取り組みについて発表されていた.
3方を海に囲まれ,交通の便も悪い.
半島は地理的に不利な場所.しかし,半島にしかない良い物もある.
それを見つけ,育てて売りにしていこう.
そういったシンポだった.
また講演のなかで「半農半漁はどっちつかずで貧しい証拠だといわれてきたが,
そうではない,逆にどちらもある豊かな場所なのだ.」
という意見を聞き,ふと昨年のことを思い出す.
昨年春に門前を訪れたとき,海岸の村に,海藻を干す棚が並んでおり,
そこには一緒にワラビも干してあった.
門前のHさんから,「わしらクルミ拾いは海岸でしたよ」と教えて頂いた.
クルミが沢沿いに生え,実が川に落ちて流れていき,
海に着く頃には果肉がとれて,クルミの種子が海岸で拾えるわけだ.
何とも半島らしい風景,文化だと思う.
写真は昨日撮影した自然学校の近くのため池.
車道からちょっと入ったような場所にも,
はっとするような景色がのこっている.
半島の先端で,時代に取り残されてしまった風景は,
私たちにタイムスリップを体験させてくれる風景でもある.
そんな貴重な風景も能登の大きな財産だろう.
投稿者 赤石大輔 : 2007年02月27日 23:58