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2006年11月09日

10月21日

珠洲市木ノ浦のアカマツ林で,キノコ狩り体験.
シモコシTricholoma auratum (Fr.) Gill.を採集した.

この日は,珠洲市のNPOが主導で東京から珠洲の自然や文化を体験するツアー
がくまれており,その一部にキノコ狩りが組み込まれていた.

珠洲に来て初めてキノコ狩りをすることになり,期待がふくらむ.
珠洲のキノコ名人であられるNさんご指導のもと,山に入っていく.

アカマツ林に入って,最初はキノコは何もない様に見えた.
ツアーに参加されているお客さんも「どこにあるのかしら?」
といった様子.

キノコを研究して6年の私も恥ずかしながら見つけられなかった.
そうこうしているとN名人が,どこを見ているんだという幹事でアカマツの落ち葉をめくる.
その瞬間シモコシの黄色い傘がパッと目に飛び込んできた.

simokosi.JPG

おおーっと歓声が上がり,みな座り込んで落ち葉をめくる.
そうすると,あるある,いたるところからシモコシが顔を出した.

今年の秋は能登は雨が少なく,暖かい日が続いたため,キノコは不作だといわれている.
この日も天気で,前日も僅かしか雨が降らず,成果が心配されていたが,見事大収穫となった.

それにしても,林というにはフラットな地形で,妙な感じだ.
N名人に伺ったところ,もとはタバコや桑の畑だったところで,
その後放置されて,だいたい15年くらい経って現状のアカマツ林になったということだ.

(なるほどねー,もともと畑だったんだ.
アミタケやシモコシがたくさん採れるマツ林も作れるのじゃないかな?
もしかしたら,マツタケのでる林にもできるかもしれない.
もともと,この近くにはマツタケがでたようだし.
でもマツタケには斜面がいいらしいなあ.)

などと,ぼんやりといろいろ考えていたら,全然採れないで終わってしまった.
他のお客さんは袋いっぱいにシモコシを採っていたのに.

simokosi2.JPG

教訓
キノコ狩りの時は,よけいなことは考えず,一心不乱にキノコを探すべし!!

投稿者 赤石大輔 : 2006年11月09日 19:12